絵を上達させるには模写が効率的!その理由と経験談を公開します

背景の仕事がしたい方向けの記事
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こんにちは!管理人のぺいです。

皆さんこのページを訪れてくれたということは絵が上手くなりたくてしょうがない人たちですよね。

とはいえ漠然と絵を描きまくっていてもなかなか上達していかないのが絵の難しいところ。

なにか効率的な練習方法はないものかとお悩みの方も多いでしょう。

 

結論から言うと、絵を上達させるには上手い絵の「模写」がめちゃくちゃ効率的です。

 

上手い絵というのは、その上手な絵を描いている人の経験・知識・技術が詰まっている物です。

そしてその絵をまねることでその技術をとても効率的に自分のものとして吸収することが出来ます。

同時に、上手にまねできないところが浮き彫りになるので、今の自分の課題が明確になってなにを頑張ればいいかも分かります。

 

僕も会社(アニメ背景の会社)に入ったころにめちゃくちゃ大変な模写を徹底的にやらされたことがあってかなり実力を底上げすることができたと感じています。

 

今回は絵の上達で悩んでいる方に向けて「模写」の重要性についてお話していきますのでぜひ最後までお付き合いください。

 

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絵を上達させるには模写が効率的

繰り返しになりますが、絵を上達させるためには「模写」はめちゃくちゃ効率的でオススメしたい方法になります。

 

僕は現在5年ほどプロのアニメ背景マンとして働いていますが、僕の入った会社では新人研修として背景模写をやりました。

研修期間は3週間ほどで約5~6枚ほどの緻密で高密度な背景模写を描きましたが、その3週間は会社に入るまで我流で数年間絵を描き続けてきたとても長い期間よりもはるかに僕の技術を引き上げてくれるものでした。

 

それだけレベルの高い絵の緻密な「模写」は絵の練習・上達法としてとても効果のある物だったと言えると思います。

 

絵を上達させるには自分よりもかなりレベルの高い模写に挑戦

一口に「模写しよう」といってもザックリしすぎですよね笑

模写をする対象は自分よりもかなり上手な、かつ模写するのが大変そうな絵を選ぶのがおすすめです。

すごい緻密な色選びをしていたり、密度の高い絵だったり、パースの複雑な絵などいいとおもいます。

 

理由としては、

似たような画力の絵だと手癖で描けてしまう部分が多いからです。

 

自分の実力よりかなり上の絵を模写しようとすると正直言って最初はかなり苦しいかと思います。

おそらくなかなか上手く描けないからです。

 

でもそこは耐えて、上手い絵・難しい絵はどうやって描かれているのかを頭をフル回転させて考えに考え抜いて筆を動かすことで自分の今までの手癖の描き方を超えて成長できるポイントが生まれます。

最初はキツイですが、そもそも簡単に描けてしまうようではその模写にあまり意味はありませんので、自分の実力をあげるためにも常に挑戦する気持ちをもつといいです。

 

絵を上達させるには写真模写もオススメ

絵の模写をするときは自分の実力よりも上手な絵を模写しましょうというお話をしましたが、絵の模写に慣れてきたら写真模写もとてもお勧めです。

 

「写真(現実)」は、当たり前ですがどんな絵よりもリアルで情報量が多いです。

物のディティールはもちろんライティングや遠近感にいたるまで複雑です。

なので写真を模写するということはそういった光の現象を忠実に再現するとてもいい練習になります。

 

また同時に、写真を絵に落とし込むには当然写真の情報量をそのままもってくるわけにいきませんので、情報量を削って「デフォルメ」する作業が入ります。

これってやってみると結構難しくて苦労するのですが、程よくデフォルメするには見たままを描くのではなく頭をフル回転させて、ライティングや遠近法を理解した上で情報量を削る必要があります。

これが絵を構成するとてもいい練習になるんです♪

 

実力の底上げや、定期的な練習にぜひ「写真模写」にも挑戦してみてください。

写真模写の具体的な方法に関しては

写真のような絵を描く具体的なテクニック~イチゴタルトを描く~

をご覧になってください。

 

模写をすることで絵の知識が「理解」として定着する

絵を本格的に練習している人なら、本だったり上手い人のメイキングだったりで絵の描き方やお絵かきソフトの使い方などの知識をいろいろと得ていると思います。

でもそういった知識って知っただけだとあまり意味がなくて、実際に自分の絵に落とし込まないといけないわけで、でもそれが難しいんですよね。

 

上手い絵を模写することで、本などでなんなく分かったようになっていた絵の知識が実際にその絵に反映されていることに気づくことがあります。

 

例えば空気遠近法について本で勉強して、なんとなく遠景は青くなるとかコントラストが下がるとか知っていたとしましょう。

でもそれを実際の絵に落とし込むのって難しいんですが、上手い絵では当然のように綺麗に空気遠近法が使われていて、その絵をマネて自分で実際に描いてみるとその感じがつかめたりします。

よーするに「今までただの知識だったものが自分の中の「理解」として定着」します。

 

他にも、自然物のタッチの入れ方や影の落とし方ひとつとっても、実際に上手い絵をマネて描いてみると「なるほど、上手い人はこうやって描いているのか!」ということが肌で感じられる機会が生まれるはずです。

 

模写によって自分の絵を上達させるための問題点が分かってくる

 

模写によって知識が理解として定着するという話をしましたが、その過程でもう一つ分かることがあります。

それは自分の絵の苦手ポイントや問題点を浮き彫りになるということです。

 

自分の絵を自分の描きたいようにだけ描いているとどうしてもいつも同じ構図になってきたり、同じようなタッチ、色味で描いてしまいがち・・・。

苦手な要素や技術は無意識に絵にいれないように、自分が良く描けるように絵を構成してしまいます。

 

その点上手な絵の模写をすると、苦手なものでも苦手なタッチでも強制的に合わせて描くことが要求されるので自分の未熟な部分や苦手な部分を再認識して高めてくれることに繋がります

色味もそうで、見たままを描き写すことで自分の殻を破れたり、正しいコントラストのコントロールを身につけられたりします。

最初はすごく苦しいですが、自分の苦手分野にしっかりと向き合う意識を持ちましょう。

 

自分の絵を描くときに模写の経験を活かして上達につなげる

ここまで模写の重要性や模写をするときに得られる効果を話してきましてが、たくさん大変な模写を頑張ったら、自分の絵を一から描き上げてみましょう。

 

ブラシのタッチの上達を感じたり、色選びや絵全体のコントラストのコントロール、ディティールの描き起こしなど色々なところで模写によって学んだ知識や感覚を活かして絵を描くことが出来るはずです。

「ここは今までとは変えてこんなタッチで描いてみよう」

「影色にはこんな色味をつかって画面をコントロールしよう」

とか色々と今までにはなかった思考が生まれてくるはずです。

 

絵に限らず、何かを上手くなっていくためには

「学び」→「フィードバックして実践」

これに尽きると思います。

 

絵は継続的に描かなければ上手くなりませんが、ただ数をこなしても身につくのは手癖であり、本質的な上達にはあまり繋がりません。

もちろん手癖を付けて描くスピードを上げることもとても大切なことですが、絵を描くときはいつでも「考える」ことが大切だと思います。

模写を通じてこの考える力をつけることができるといい感じだと思います!

 

【まとめ】絵を上達させたければ模写しまくりましょう

絵を上達させるには「模写」がめちゃくちゃ効率的です。

というお話をしてきました。

模写を頑張ると・・・

・表層的だった絵の「知識」が「理解」として定着する

・手癖に頼らず描くことで自分の絵の弱点や問題点を浮き彫りにできる

・模写の経験を自分の絵にフィードバックして上達につなげられる

といったメリットが得られます。

これから絵の仕事をしたいと思っている人はもちろん、絵が上手くなりたい人はぜひ模写を頑張ってみてください。

※ちなみに当たり前ですが、他人の絵を模写して描いた絵はあくまで習作です。自分の作品として発表することは著作権侵害になるので注意しましょう。

 

 

 

 

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